「自炊は自己肯定感が上がる究極のセルフセラピー」
ご自愛料理研究家の木村綾子です。
「毎日仕事や家事をこなしているだけ。
声出せてない。
書いてない。
表現できてない。
自分は何で生きてるんだろう?
こんな自分は、生きてる意味がないんじゃないか」
昔の私はそうやって、自分を責めていました。
ただ「生きているだけ」では「何もしていない」ように感じていました。
誰でもできることしかしていない、何かを生み出していない人は価値が無い人と位置付け、そんな人生は生きる意味が無いと考えていました。
親とうまくいかなかったことも大きいと思います。
生まれてきたこと自体何かの間違いだったのでは、とまで自分を追いつめていました。
時が過ぎーー
創造的なことをしてないことがコンプレックスでしたが、「創造的」という言葉の定義が広がりました。いわゆる「プロダクツ」を作っていることが創造的な人だと思っていましたが、会議が滞らないように準備する、とか期日までに作業が終わるよう計画を立てて事務をこなす、みたいなことも「クリエイティブなことじゃん」と思うようになりました。誰でもできること、と思われることでもできない人もいっぱいいることもわかったし。
そして「ただ生きているだけ」でも十分じゃないか、と思うようになりました。
ただ生きてるだけでも結構大変だもん。毎日会社に行って食事作って食べて洗濯物洗って掃除して・・・人に迷惑かけないで自分で生計立てて生きてる。それだけで十分ほめられてよいことだと思うようになりました。人を褒める基準が下がったんですね。以前はこの程度のこと出来て当たり前と思っていましたから。日々日々ルーティンをこなすだけでも十分立派なことだと、最近は思うようになりました。
思うに若いころはルーティンをこなすなんて当然すぎることだったけど、年を取るにつれてそれがままならないことも出てくるようになり、、、自分に甘くなったんですね。
4カ月くらい前から週に4日オフィスに通うような生活をまた始めました。
起きて、お味噌汁飲んで、出勤して、お茶を入れ、役割をこなし、お弁当を食べ、退勤して、夕食作って食べて、片付けて、お風呂に入って寝る。毎日これだけです。でもそれを滞りなくこなしているだけでも十分立派!と自画自賛しています。
こんなふうに自己肯定感が上がった理由はいろいろありますが、食事作りが創造性の発揮になってることが大きいと先日気づきました。
別にそんな大したもの作ってないですよ。でも、食材を無駄にしないように使い切るとか、同じ味が続かないようにとか、油物は一品にしようとか思うと結構工夫が必要。こないだネットで見かけたあのレシピを作ってみようとか、考えるのも楽しいのです。
頭使って思い通りになったらできた!って達成感ちょっぴり感じてみたり・・・
以前は一日2回外食ってこともざらで、ウィークデーは自炊はほぼしてなかった。当時は自炊が創造的な事だという感覚がなかったんですね。
外食が多かった頃は体力も無かったな。よく具合を悪くして休んでました。
体力つくとそれだけで結構快適に過ごせ、それも自己肯定感に寄与しています。
こんな日々を今はいとおしく思っています。
以前「こんなどうしようもない毎日、つまらない自分」と思っていた日々と何ら変わらないのですけどね。
人生って自分の評価通りになっていくんですって。だめだだめだと自分を評価していたらだめな人生になっていくし、よくやってるねと褒めていれば褒めるに値する人生になっていく。
ご自愛精神発揮して、愛せる人生送りたいな。
40代までの綾子へ。
文章を書いたり音楽を創ったりしないからって、綾子の存在価値が薄れるわけじゃない。
会社の人と会話を交わす、洗濯物を畳む、・・・目の前の小さな仕事を丁寧にするその手は誰かや自分を支えていて、それだけでも十分価値があること。
だから自分を駄目な奴、価値が無いやつ、と思わないで。
思ってしまったら全力で私が否定してあげるから、呼んでね。
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木村綾子 (きむらあやこ)誰でも、1日1自炊★自分で自分をケアする食事 - リザスト