五感を使うとかマインドフルネス効果とか、料理という作業自体が療法になるという話を標榜してきた私。
ですが、いやいやそういう難しいことをなしにしても、とにかく「料理は楽しい」「だって美味しいものが食べられるんだもん」という幸せを感じる人が一人でも増えたらいいな・・・とつくづく思います。
私はかなり疲れたりダメージ受けたりしても食事について「テイクアウトでいいや」とか「外食しちゃおう」とほとんど思いません。
料理を作ろうと思う。
理由は「料理すること自体が楽しい」「心の疲れが取れて気分が良くなる」ということに尽きると感じます。
なぜか。
まず自分の好みの食材で好みの料理が食べられるという結果が待っているからです。
食材も味付けも、自分の自由に、好きなようにできるからです。
逆に「料理が楽しくない」という人は好きなように出来ないからなんだろうか。
家族に合わせて、とか、病気で減塩してるとか。
そういった制限がなくても楽しくないという人はどうしてなんだろう。
思ったような味付けや見た目にならないということなら、それは調理技術のレベルの問題ですね。
思うような料理を作れるようになるためにはある程度の技術が必要です。
それはスポーツや楽器演奏なども同じで、楽しむレベルになるためにはある程度のレベルのことができるようになっていることは必須ですよね。
となるといきなり美味しい料理が作れるわけじゃないのは事実だけど、料理はすればするほど、必ずうまくなります。
最初のうちはぎこちなくてもやっているうちに必ず進歩していく。
プロになるなるわけじゃないんだから形相変えてまでする必要もないし、すごい高レベルを目指す必要もない。
まずはお米を研いで炊飯器にセットして炊くだけでもいい。青菜を茹でてお醤油をかけるだけでも立派なおひたしです。
私のおすすめはお鍋でお米を炊くこと。
炊飯の中には食材を洗う、水加減、火加減、時間・・・と調理の基本が詰まっているんです。
それができるようになることが初心者の炊事のスタートとしては最適だなと思います。
私だって最初からうまく料理できたわけじゃない。
思ったように出来なくてがっかりしたこともいっぱいあります。
でも経験が重なることがこんなにも有益な作業はあるんだろうかと思うのも事実です。
失敗にめげずに、出来たことで自分を褒めて、繰り返しやってくる中で、少しずつうまくなり、応用もできるようになっていくんですよね。
自分のために料理をする意味がわからない、価値を感じないからする気になれないという人は多いです。
外食やテイクアウト利用のほうが時間も体力も使わないから自分にとってよいことだ、と考える気持ちもわかります。
でも、そんなことはない。
料理をすると元気になる。
心がスッキリする。
多少体力や時間を使っても自炊ってほんとにする価値があることだしと知ってほしい。
「料理は楽しいなあ」と思う人が増えれば自然と料理人口が増えるんだろう。
自炊人口が増えれば病気になる人もきっと減っていく。
自殺する人も減っていく。
料理は楽しい、と思う人に増えてほしいなあ。
そのために私はもっともっと、料理することのハードルを下げる活動をしたいな。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓自分のためのおせち
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